先日インスタにアップした動画の一つがこちら。(2024.7.26投稿)
【トランサミンで血栓ができるって本当!?】
「トランサミンには血栓症リスクがある。」
これ、トランサミンの飲んだことがある方、今飲んでいる方は聞かれたことがある情報かと思います。
この言葉だけがひとり歩きしてしまって
医師や医療従事者ですらSNSで「トランサミンで血栓ができます!」と発信していて
(影響力ある人が発信していると、他の人達がそれに追随して
さも自分で学んだ知識であるように同じことを発信する・・・
SNSあるあるですね・・・)
過剰に不安を煽ることになってしまうのも嫌だな・・・と思って、こちらの動画を撮りました。
トランサミンのリスクをとてもシンプルに表現すると
「健康な状態の血液を固まらせる(=血栓を作る)作用はない。
ただ体に血栓のある人や、血栓症を起こすおそれのある人、血栓が命取りになる人は、トランサミンによって血栓溶解が抑制されるため、注意が必要。 」
ということになります。
トランサミンは抗プラスミン薬です。
血栓を溶かす作用のあるプラスミンの生成を抑制することによって血栓を溶かす作用を抑えます。
つまり、トランサミンの内服は直接的に血栓を形成するリスクを高めるわけではなく、
すでに血栓傾向がある人が服用すると、その血栓を溶かす作用が抑えられる可能性があるため、
血栓のリスクが増大する可能性があるということです。
では血栓傾向がある人、血栓ができるリスクがある人とは??
①既往歴のある人:
・過去に深部静脈血栓症や肺塞栓症を経験したことがある人。
・心筋梗塞や脳卒中を発症したことがある人。
②遺伝的要因:
・遺伝性の血栓形成異常(例:因子Vライデン変異、プロトロンビン遺伝子変異、抗リン脂質抗体症候群など)を持つ人。
③慢性疾患:
・悪性腫瘍(特に進行がん)を持つ人。
・慢性の炎症性疾患(例:クローン病、潰瘍性大腸炎)を持つ人。
④生活習慣:
・喫煙者。
⑤特定の医療処置や状況:
・手術後や外傷後。
・長期間のベッド上安静を要する状態。
・妊娠中や産後の女性(特に6週間以内)。
⑥ホルモン治療:
・経口避妊薬やホルモン補充療法を受けている女性。
⑦その他:
・慢性腎臓病や心不全などの重篤な慢性疾患を持つ人。
これらのリスク因子を持つ人々は、血栓形成のリスクが高まるためトランサミンなどの抗プラスミンを使用する際には特に注意が必要です。
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