トップ
ドクターブログ
手の甲、腕のシミにライムライト

手の甲、腕のシミにライムライト

2021.03.05

シミ治療といえば、圧倒的に顔のシミのご相談が多いですが

意外と気になるのが「手の甲のシミ」「腕のシミ」ではないでしょうか？

顔のお手入れはきちんとされていても

首がたるんでシワシワだったり、腕や手がシミだらけだと・・・

とても老けて見えますよね😭

じゃあ、手の甲や腕のシミも、顔と同じように治療すればいい。

・・・というと、そう簡単な話では済みません💦

基本的に手や腕は、顔に比べて皮膚のターンオーバー（新陳代謝）が劇的に遅い。

なので、ライムライトやQスイッチレーザーで治療をしても

その後の色素沈着がかなりの確率で出るし

その色素沈着が薄くなるまでに、顔よりもずーーーっと時間がかかります。

かといって、ゼオスキンのような美白コスメも、顔のような効果は期待しづらい・・・💦

だから予防が大切。

日頃のUVケアが重要。

・・・と分かっていても。

顔ほどしっかりと日焼け止めは塗られていなかったり。←これ私😂

まあ、とにかく厄介なんですわぁ😭

できればシミが目立たないうちから、定期的にライムライトで

（Qスイッチレーザーの方がしっかり取れますが、色素沈着も濃くなるので見た目が汚い・・・💦）

蓄積されてきているメラニンを排出させておくのが安心です。

これは顔でも同じですけども。

シミって、ある日急に現れたような気がするかもしれませんが。

そのずーーーーーーーーーっと前から、実は出てます。

だけどメラニンが少なくて、色がうーーーーっすい間は肉眼で認識できないだけです。

ホクロなんかの診断のために使う『ダーモスコープ』という拡大鏡で見れば、はっきり見えるし

最近の性能のいいカメラで撮って、モニターで拡大して見れば分かります。

そこから更にじわじわとメラニンが増えて、あるリミットを超えたら目に見えるようになるわけです。

手や腕の場合、そうなってから治療をするのは

それなりのダウンタイム（色素沈着）を覚悟しないといけないので

これまで日焼けしてきた自覚のある方は特に、早め早めの治療をオススメしたい。

私の場合。

誠に遺憾ではありますが。←自分で言うな😑

夏でも手にはほとんど日焼け止めを塗りません。←おいおい😑

なんかあの、皮膚呼吸を妨げられる感じが、どうも苦手なんです。←人間は皮膚呼吸してません😑

海やプールでは、贅肉隠しのために長袖ラッシュガードを着るので油断してます。←手の甲は丸腰😑

まあ、だから・・・

絶対メラニンがたっくさん沈着してるだろうなぁ、という自覚はありましたとも。

実際ダーモスコープで腕を覗くと・・・

まあ、あるわあるわ。

目に見えない（でも拡大すれば見える）シミがうじゃうじゃと。

で、ライムライトやりました。

翌日の手。

黒い小さな点々がポツポツあるの見えますか？

これがシミです。

ちなみにライムライトやる前は、これ肉眼では全然見えませんでした。

ダーモスコープで見るとうじゃうじゃ見えましたけど。

そういう小さくて薄いシミが、一気に焦げついた感じ。

顔の場合は、これがせいぜい２週間もすれば全て剥がれ落ちてしまいますが

手はなかなか剥がれ落ちません。

やっと１か月が経過。

同じ部屋の同じ位置で撮った写真。

（太ももの上に手を乗せて自撮り）

だいぶすっきり。

肌の色も少し明るくなったような・・・🤔

だけど実はこれでも、ダーモスコープで見ると

細かいカサブタ（マイクロクラスト＝シミが黒く焦げたやつ）が残っています。

それくらいターンオーバーが遅いです。

でも、これだと色素沈着の心配はあまりしなくて良さそうですよね。

だから手の甲や腕のシミは、目立つ前に時々ライムライト。

日常的にはUVケアを必ず。←面倒だけども😂

そして家でレチノールやハイドロキノンで美白ケア。

地道に頑張りましょう🙌🏼

【ライムライト】
しみ、そばかす、くすみなど幅広いトラブルに対処する光治療。
痛みが少なくダウンタイムがほとんど無い状態でマイルドに肌を改善します。
また真皮層のコラーゲンの産生を促すため、ハリ感も生まれます。
治療時間：（全顔）20～30分
リスク：まれに、治療部位に赤みや腫れ出ることがあります。
料金：
全顔:トライアル16,500円　１回33,000円　３回79,200円
頬～フェイス:トライアル13,750円　１回27,500円　３回66,000円
前腕：トライアル22,000円　１回44,000円　３回105,600円