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目周りの治療について考えてみる

目周りの治療について考えてみる

2022.04.01

前回ブログの「目の下のたるみ（くま）」からの流れで・・・

こちらをご紹介させていただきます。

目の下のたるみが改善していますが・・・

実は直接その治療はしていません。

こちらは、お顔全体のひきしめ治療として、タイタンを３回行った経過になります。

『目の下のたるみにはタイタンがすごく良いですよー！』と言いたいわけではありません。

この症例からお伝えしたいのは・・・

『目の下のたるみ（黒クマ）って、いろんな要因が絡み合って生じるものなので

本当は、内側から外側にかけて各層へのアプローチを考えるべき！』

ということです。

具体的に言うと

✔膨らみそのものは《眼窩脂肪》なので、それを取り除くのが手術。

✔眼窩脂肪の膨らみを覆う《皮下の脂肪》が減ったり、下に移動（下垂）してしまうと凸凹が悪化するので、

その凹みを埋めて段差による影をなくすのがヒアルロン酸やベビーコラーゲンによる注入治療。

✔表面を覆う《皮膚》が薄くなったりハリを失うと、内部構造の凹凸がそのまま見た目に反映されてしまうので、

皮膚に厚みを持たせハリを出すのが、レチノールやペプチド化粧品、タイタンやジェネシスやHIFU。

いろんな治療方法が選択肢として挙げられるし、そのうちどれか一つが正解とかベストというものでもなく

（特に、手術までは希望されない方の場合は）

日頃からのスキンケアと定期的な機器治療、それに注入治療を組み合わせて治療・メンテナンスをしていくべきです。

当院では、目の下のたるみのご相談ではじめから『ベビーコラーゲン希望です』と指定されて来られる方が多いですが

それは一時的に凹みを埋めて影を目立たなくさせる一時的な応急処置のようなもの。

その状態を長くキープさせたり、症状の進行を緩やかにするためには、他の治療やスキンケアを怠るべきではないのです。

タイタンでもこれくらい目の下のたるみが改善したというのがその良い証明になると思い、こちらの経過をご紹介しました。

例えて言うならば・・・

眼窩脂肪を、押し入れにぎゅうぎゅうに詰め込んだ布団としましょう。

目の下のたるみというのは、この布団がはみ出してきて落ちそうになっている状態。

若いうちはそれを、分厚くて硬い（＝ハリがある）ベッドのマットレス（←皮膚＋皮下脂肪の例え）のようなもので押しこんでいるので

それほど布団が出っ張ってくることはありません。

だんだんとマットレスが三つ折り式のウレタンマットレスのような薄くて柔らかなものになってくると

少しずつ布団の重みで外側にでっぱってきそうな気がしますよね💦

これがいよいよ毛布ほどの薄さと柔らかさになると、もう歯止めがきかず布団がずるっと雪崩のように落ちてくる・・・

そんなイメージ。

伝わりますか❓😢

（図や映像を使わずに、文章だけで伝えるのって難易度高いわ～😱）

目の下のたるみだけではなくて、目周りのちりめんジワなんかも同じです。

目元はもともと皮膚が薄くて、皮脂が少ないので乾燥しやすくて、

おまけにメイクやクレンジングでこすられがちな部位で

日中平均すると2万回近く瞬きで筋肉が収縮しているという過酷な環境。

だから日頃からの保湿ケア、レチノール・ペプチドケアがとても大切だし

筋肉の緊張をやわらげるボトックスは強力な助っ人だし

定期的にジェネシスやHIFUをしておかないと老化が現れやすい部位です。

それでも効果がイマイチな時は、フラクショナルやダーマペンやPOTENZAの出番。

何か一つやっておけばOKなんていう魔法のような治療はありません。

そしてもっと俯瞰して見ると、スネコスやプロファイロのような治療、

つまり顔全体を包む皮膚（ここでは《表皮》の意味）を支えている《真皮》をしっかりと育てる治療というのも

「目の下のたるみ」や「目の周りのちりめんジワ」の土台にアプローチする非常に有用な治療だということが分かると思います。

【タイタン】
近赤外線光によって、真皮層へ即効的な熱収縮作用を与え強力な引き締め効果を得られる治療。
リスク：照射の痛みはほぼありませんが、一瞬熱さを感じることがあります。
施術後わずかに赤くなることがあります。
料金（税込）：全顔　トライアル44000円・1回88000円・３回211200円
　　　頬～フェイスライン　トライアル27500円・１回55000円・３回132000円
　　　首　トライアル16500円・１回33000円・３回79200円

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