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濃密な1週間 2026年8月

2026.08.02

もう1ヶ月も過ぎてしまっていて、今更感が否めませんけども💦

8月第1週の活動報告を一気にまとめて。

とんでもなく濃密な1週間でした。

 

美容皮膚科学会 シンポジウム登壇

美容皮膚科学会では「小児医療脱毛の多角的検討」について発表。

小児医療脱毛については、単に「子どもに脱毛をしてもよいのか」という話ではなく、

安全性はもちろん、本人の意思、保護者との関係、心理発達的なメリット、ルッキズム、そして美容医療としてどこまで介入することが適切なのかなど、考えるべきことがたくさんあります。

 

毛は病気ではありません。

悪性化もしません。

そして脱毛というのは、健康な体の組織を破壊する行為であり、破壊された組織は元に戻せません。

だけど一方で、本人にとっては毛の悩みが大きなコンプレックスとなり、学校生活や心の発達にまで影響することもあります。

だからこそ、単に「施術が可能か」だけではなく、

「この子にとって今、脱毛治療をする意味・価値・利益があるのか」

を総合的に考えることが、医師の大切な役割なのだと思います。

 

今回、講演の準備をする中で文献を改めて読み直し、自分自身のこれまでの診療も振り返りながら、小児に対する美容医療について深く考える機会になりました。

 

仙台で開催。

牛タンもお寿司も日本酒も堪能しました♡

 

スキンバイブ/SKINVIVE(旧ボライトXC)セミナー 座長

学会から帰宅して4日後、頭をガラッと切り替えて、アラガンのスキンバイブセミナーへ。

こちらでは座長を務めさせていただきました。

スキンバイブは今クリニックでも人気急上昇中の肌育製剤。

「保湿力が上がる」「肌の内側から潤う」という変化の実感が高いことに加えて

線維芽細胞に物理的なストレッチ刺激を与えることで、

肌の弾力や修復・回復力の礎ともいうべき真皮の環境が改善されるのが最大の魅力。

 

シミを取る、しわを減らす、たるみを引き上げる……どの治療も、どんなデバイスや薬剤を使うにしても

最終的には細胞の新陳代謝を経て、新しい肌へと置き換えていく・生まれ変わらせていくことで変化をもたらします。

スキンバイブとデバイス(レーザーなどの機器治療)の併用は、

肌の基礎体力を上げてくれることでデバイスの効果を高めてくれるので、とても相性がよいです。

登壇者の皆さんと。

 

スキンバイブの効果的な使い方、多様な作用を患者様に分かりやすく説明するコツなど、

ディスカッションに重点が置かれた内容で、私もとても勉強になりました。

 

B4A Summer Summit 登壇

スキンバイブセミナーの翌日、B4Aのイベントにも登壇させていただきました。

こちらでは、また別の角度から美容医療やクリニック経営についてお話しする機会をいただきました。

時々こうしたイベントやインタビューを受けると

改めて自分が大切にしている信念を確認できたり、スタッフへの感謝の気持ちが再び湧きあがったり

そして何より、自分が医師になり皮膚科医になり美容皮膚科を開業した時の「初心」が

何ら変わっていないことに気付かせてもらえます。

 

毎日のように頭の中のスイッチを切り替える必要があり、準備期間も含めるとなかなか大変な一週間でした。

それぞれ全く違うテーマ。

でも、こうして異なるテーマについて考える時間が続くなかで、自分の中に変わらず存在する軸が見えてきたような気がします。

誰かの役に立ちたい。
誰かに喜んでもらいたい。
そのために自分の命と時間を使っていきたい。
そして今、完璧ではないにしても、誰かの役に立つために自分の時間を使う、そんな生き方が多少なりともできているのかもしれない。

ということ。

 

聖路加国際病院理事長を務めた医師・日野原重明先生が、子どもたちへの「命の授業」で遺した深いメッセージに

「命とは、人間が持っている時間のことである」

という言葉があります。

仕事も人生も、結局は「自分の時間を何に使うか」の積み重ね。

今回の一連の登壇を通して、そんなことを静かに実感しました。

 

 

登壇する側ではありますが、毎回たくさんの方に出会い、刺激をいただき、結局一番学ばせてもらっているのは自分なのだと思います。

そして同時に、自分が持っている知識や経験が、どこかで誰かの判断を助けたり、診療を変えたり、患者さんの笑顔につながったりするのであれば、それはとても幸せなことだと感じます。

これからも知識をアップデートしながら、肌だけを見るのではなく、その人の心や身体も含めて、「その人にとって本当にプラスになる美容医療」を考えていきたいと思います。

 

そんなことを思った、8月の始まりでした。

(今日はもう9月ですけども💦)

 

いつも支えてもらっているスタッフや関係者の皆様、本当にありがとうございます♡

TAKEDA BEAUTY CLINIC DOCTOR

医療法人TSC タケダスポーツ・ビューティークリニック 皮膚科・美容皮膚科 院長

皮膚科専門医 武田りわ

「美肌は人を幸せにする」を理念に、西洋医学を基礎とする美容医療に栄養医学を取り入れ、体の外側と内側からのケアを提案している。肌の老化を治すだけではなく、老けにくい健康な肌作りが得意。皮膚科専門医、オーソモレキュラー・ニュートリションドクター(OND)認定医の資格保有。

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