ソバカス+肝斑　合併例

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ソバカス+肝斑　合併例

2017.03.08

福岡は寒の戻り。

今朝、子ども達を送り出す時に玄関を出たら急に吹雪いてビックリでした

寒暖の差が激しいので、皆さま体調崩されませんよう・・・

さて、今日ご紹介するのは

ソバカス（雀卵斑）と肝斑が混在している方です。

鼻をまたいで両頬にかけて多発する小型の色素斑（ソバカス）が目立ちますが

斜め右からの写真だと、頬骨から下の範囲の前面に

もやっと広がったような茶色いシミが分かるかと思います。

これが肝斑。

見事に肝斑とソバカスが混在しています。

以前ブログにも書いたように、肝斑治療の第一選択はトラネキサム酸ですが。

この方は持病の関係で内服ができなかったので、

ゼオスキンによるマイルドな治療をメインに、

出力を慎重に調整しながら、ソバカスを中心に１回だけライムライトを照射しました。

途中で持病に対する入院などもはさみ、のんびりと治療を継続され、

先日久しぶりに来院されたので、経過をご紹介します。

ソバカスも肝斑も残ってはいますが、

ソバカス個々の色調が薄くなり、輪郭がぼやけたことで、

パッと見の第一印象はかなり変わりましたよね

斜め前からのお写真。

ソバカスがかなり改善して、逆に肝斑の存在感がややＵＰ・・・したかも

でも、お肌の質感はとても良くなっています。

こちらもまだ肝斑は残っていますが、ソバカスはとても綺麗になりました。

顔全体に対して同じ治療を行っているにも関わらず、

ソバカスと肝斑の反応が全く違うのが、よく分かる経過写真です。

そして、同じように肝斑に対してゼオスキンで治療された他の方達に比べると、

肝斑の治療効果は今ひとつといった感じ。

やはり・・・

トラネキサム酸の力、侮れず

ゴルフにもよく行かれる方なので、

これからの季節、徹底したＵＶケアと摩擦刺激を避けたスキンケアで

今後も治療を続けていきます

また、トラネキサム酸にはメラニン合成抑制の他、抗炎症作用もあるので、

極度に日焼けされている方や炎症を伴った方の場合、

いきなりレーザー治療を始めず、トラネキサム酸内服やトリートメントでプレ治療を行っております。

気持ちが高ぶっているうちに、早くレーザー受けたい！！！という気持ちも痛いほど分かるのですが・・・

より高い効果を引き出すために必要な治療なので、ご理解くださいね

【ゼオスキン】
皮膚科学の分野で世界的に高い評価を得てきたDr.オバジが開発したスキンケアプログラム。
専門医のもと、患者様お肌の状態やお悩みに合わせて
製品の種類や使用量・使用回数などをカスタマイズする
オーダーメイドのスキンケアプログラムです。
お肌の細胞の新陳代謝（ターンオーバー）を促し
肌本来の正常機能を取り戻します。
シミ・ソバカス・肝斑にも効果的
ハリ・毛穴の開きの改善
ニキビのできにくいお肌に変化します
シワ、ニキビの治療医薬品です。表皮の細胞をどんどん分裂させ、皮膚の再生を促します。
リスク：トレチノインを使用する際は、発赤や皮むけ、痒み、乾燥が生じます。
料金：5600円（単品）～50000円（セラピューティック）

【ライムライト】　
しみ、そばかす、くすみなど幅広いトラブルに対処する光治療。
痛みが少なくダウンタイムがほとんど無い状態でマイルドに肌を改善します。
また真皮層のコラーゲンの産生を促すため、ハリ感も生まれます。
治療時間：（全顔）20～30分
リスク：まれに、治療部位に赤みや腫れ出ることがあります。
料金：全顔　　　　　トライアル15000円　１回30000円　３回72000円　５回105000円
　　　頬～フェイス　トライアル12500円　１回25000円　３回60000円　５回87500円
　　　前腕　　　　　トライアル12000円　１回24000円　３回57600円　５回84000円
　　　部分照射　　　　2000円