先日受けた取材コメントが、
美容皮膚科学会のため東京に向かった日に放送されました。
放送の30分ほど前に知ったので、私は見れませんでしたが💦
海水浴で出会う危険生物といえば、一番頻度が高いのはクラゲかと思います。
海の中でビリビリした痛みを感じて、その後ミミズ腫れになるアレです。
刺激を感じると、触手の中の刺胞から毒針が飛び出すので
刺激を与えないことが大切。
なので・・・
海水中で痛みを感じたら
・静かに海からあがる(バシャバシャすると刺激になる)
・焦って素手で触手をはがそうとしない(手に毒針が刺さって被害拡大)
・海水で静かに触手や毒針を流す(真水は浸透圧の影響で刺激になる)
・直後は温める(40℃以上で毒タンパクが変性)←沸かした海水かホットパック等で
温めるのは直後だけで
1時間以上経ってからは、腫れや痛みがある場合は通常通り冷却で対応するのが良いかと。
予防としてはありきたりですが、ラッシュガードやウェットスーツの着用しかないですね・・・
最近は、クラゲを寄せつけない日焼け止めがあるので、そういうのを使うのもいいと思います。
放送内では、マリンワールドの職員さんがミノカサゴに刺されて手がパンパンに腫れた映像が💦
ミノカサゴやエイの毒もクラゲと同じくタンパク質なので
刺された直後は40℃以上に温めるのが有効です。
毒が強力なので、クラゲより長く60~90分ほど。
こちらは真水でも大丈夫ですが、実際海で痛みを感じた時に
ほとんどの場合、何に刺されたのか分からないはずなので・・・
迷ったら海水で流すのが安全だと思います。
エイって、意外と浅い海辺にいたりするみたいで
上から踏んづけてしまうと、その瞬間エイの尾にある長くて太い針が足を襲います💦
ウェットスーツや長靴なんか軽く突き抜けるそうです💦
海ではすり足で歩くようにしましょう。
そしたらエイの方が逃げてくれます。
以前、同じテーマでブログ書きました→夏の海の危険生物
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